下書きなしでハサミで形を切り抜いていく紙切りについては別のページで紹介してます。

今年はサル年なので、おサルの紙切りを披露する機会は多いです。あるとき、腰の強い紙でおサルを切り抜いたあと、スプレーかけてみたらどうなるかと思って作ったのがこの作品。木の枝は墨で描いて、「猿舞(えんぶ)」の文字は切り抜いた。ボヤッとした感覚が新鮮に思い、これを「霧絵」と名付けた。

これは2016年6月24日(金)夜にホテル・ニューオータニ大阪で催されたワイズメンズクラブ西日本区第19回西日本区大会の前夜祭の看板の一つで、文字やデザインは切り抜いて模造紙の上に置いて、スプレーをかけたもの。「前夜祭」の3文字は、段ボールをカッターで切り抜いて、スプレーしたもので、これも「霧絵」技法による作品。